株式会社 VIPPOOL の事業紹介

今回のおはなし

みなさんこんにちは。
VIPPOOL でエンジニアをやっています、星月です。

今回はちょっと技術から離れて、株式会社 VIPPOOL がどんなことを
やっているのか、やろうとしているのか、お話ししたいと思います。

事業計画概要

株式会社 VIPPOOL は、株式会社 AXELL が 100% 株を持っている、
完全子会社です。なので、VIPPOOL の事業計画は、
親会社である AXELL が、AXELL の株主向けに色々と開示しています。

今回はその資料をベースに見ていきます。

f:id:y-hoshizuki:20190620174205p:plain

まずはこれが、AXELL がその株主向けに開示している情報のページです。
https://www.axell.co.jp/ir/pdf/AXELL_IR20190509_2.pdf
この p.26 が VIPPOOL のページとなっています。

個々の事業について

まずは絶対に忘れてはならない、マイニングプール事業。
VIPPOOL ユーザの皆様ならば、今さら語るまでもないでしょう。
VIPPOOL の起源とも言える事業です。これは先日、個人から株式会社 VIPPOOL へ、
運営が移管されまして、現在も運営を継続しています。

そこから派生して、マイニングハードウェアの開発も進んでいます。
親会社 AXELL の持つ、回路設計・基板設計の技術を融合させて、
既存のものよりもより効率的なマイニングハードウェア(FPGA/ASIC)の
開発を進めております。こちらもいずれ、進捗を報告できる日が来ると思います。

マイニングハードウェアを開発したら、自社でマイニングして利益を得る計画もありますが、
そのハードウェアを販売することも、視野に入れて事業計画としています。

ASIC や FPGA の方が、GPU や CPU よりも電力パフォーマンスなどが良いのは当然ですが、
既存のものよりも使い勝手よく、安心して使用できる製品を開発することで、
健全なマイニング環境を形成し、ひいてはブロックチェーンの信頼性を高めることに
つながれば、とても良いのではないかと考えています。

また、資料では「分離型ウォレット」と書いてありますが、
これは要するにハードウェアウォレットのことです。
安心してモナコインを保有するには、やはりハードウェアウォレットが一番です。

既に市場には何種類ものハードウェアウォレットが流通しており、
国産のものも少しずつですが出てきているようです。
親会社 AXELL の持つ基板設計技術により、他社のものより信頼性の高いものを提供できるよう、
またモナコイン黎明期から運営を続けてきた「VIPPOOL」のブランドで、
みなさまに安心してご利用いただけるよう、開発を進めております。

この中のいずれも、企業様相手の B2B、一般ユーザ様への普及を目指した B2C、
どちらも視野に入れて販売の計画を練っていますので、みなさまどうぞご期待ください。

現状これ以上詳しいことはお話しできませんが、
親会社 AXELL の方から IR が出てき次第、こちらのブログや Twitter などで、
随時進捗をお知らせできればと思っています。

それでは今回はこの辺で。
今後とも、株式会社 VIPPOOL をどうぞよろしくお願いいたします。